
マイクロニックは、96ウェル、48ウェル、または24ウェルのANSI/SLAS規格(旧SBS規格)のストレージラックに適合する、サンプル保管チューブの多様なラインナップを提供しています。容量は0.30mlから6.00mlまでと幅広く、さまざまなラボでのサンプル保管用途に最適です。チューブはコードなし、英数字コード、または固有の2Dデータマトリックスコード(ECC200標準に準拠)付きで提供され、オプションで側面に1Dバーコードを組み合わせることも可能です。また、チューブストリップ-8や光に敏感なサンプル用のアンバーチューブなど、特殊なチューブも取り揃えています。
これらのサンプルチューブは業界最高水準の品質基準で製造されており、組織、血液、血清、尿、DNA、化学溶媒など、さまざまなサンプルタイプに適しています。ほとんどのチューブは、液体窒素の気相から+100℃までの温度に対応しており、バイオバンキング用途に最適です。高純度の医療用グレードのポリプロピレンを使用し、製品はRNase・DNase・エンドトキシンフリーです。さらに、クラス7のクリーンルームで生産されており、高い清浄度と品質を保証しています。
保管ニーズに合わせて、さまざまなチューブ底部の形状が選べます。サンプルの保持力を高めるV底チューブ、サンプル容量を最大化するU底または丸底チューブ、組織などの固体サンプルに適した平底チューブがあります。ゲノミクスのような微小容量を必要とする用途には、Vr底チューブが利用可能です。これらは低容量の液体ハンドラー向けに設計されており、反応容量の最小化を可能にします。
マイクロニックは、内ねじタイプと外ねじタイプのチューブを提供しています。キャップもさまざまな種類があり、プッシュキャップ、スクリューキャップ、超低プロファイルキャップ、オートメーションシステム向けに設計されたグリップ力を強化したキャップなどがあります。ほとんどのキャップは多色展開で、追加のツールなしで簡単にサンプルを識別できます。
独自のコードオプションにより、研究者はサンプルコレクションを効率的に管理できます。チューブは1Dバーコード、2Dデータマトリックスコード、人間が読み取れるコード付きで提供されます。オートメーションシステムと組み合わせることで、サンプル保管プロセス中の貴重なサンプルの追跡性が保証されます。2Dコード付きチューブにより、各サンプルを正確に追跡でき、最適な研究成果につながります。さらに、これらのチューブはオートクレーブ可能で、製品性能を損なうことなくガンマ線照射やEOG処理に対応しています。